【プロジェクトの概要】
大阪府立大学と大阪市立大学を運営する公立大学法人大阪が、大阪・森之宮に新キャンパスを整備する。もと工場建替計画用地(約2・6㌶)を学舎計画敷地とするほか、もと森之宮工場(約1・2㌶)にグラウンドを整備する。もと森之宮工場の隣接敷地(約2・0㌶)は将来的な整備予定地として可能性を検討する。新キャンパスは25年後期の開設を目指している。事業費は約1000億円を見込む。
計画名 | 大阪公立大学新大学キャンパス整備事業(森之宮新キャンパス) |
用途 | 大学 |
事業主 | 公立大学法人大阪 |
設計会社 | 安井建築設計事務所 |
工事会社 | 竹中工務店 |
建物階数 | 13階建て |
建物最高高さ | 59・82㍍ |
建物延床面積 | 第1期=7万9588平方㍍ |
建設地 | 大阪市城東区森之宮2-2-23(地番)ほか |
敷地面積 | 約5万8000平方㍍(うち第1期は1万9317平方㍍) |
工事期間 | 第1期は22年11月1日~、25年後期に開校 |
注記 | 事業費は約1000億円 |
【プロジェクトの場所】
新キャンパスのメインは、もと工場建替計画用地。JR大阪環状線の大阪城公園駅の東側に位置する。道路を挟んで北西部のもと森之宮工場は、既存施設を解体し、グランドとして活用する。
【脚注】
・22年12月21日=森之宮キャンパスの開設を半年間延期/想定外の埋蔵文化財など発見で/公立大学法人大阪(建設ニュース)
・22年11月16日=大阪メトロ 大阪公立大学前に新駅を設置へ(読売テレビ)
・22年7月1日=城東区に計画する大学校舎は11月に建設工事が始動/延床面積は8万平方㍍/公立大学法人大阪(建設ニュース)
・21年6月9日=予定価格は381億円/森之宮学舎整備事業を公告/公立大学法人大阪(建設ニュース)
・21年5月26日=都市計画森之宮北地区地区計画の原案を公表/対象は城東区の敷地12・3㌶/大阪市(建設ニュース)
・21年3月22日=森之宮学舎整備事業など3件は6月に公募/21年度工事等予定表を更新/公立大学法人大阪(建設ニュース)
・21年1月7日=日建設計コンストラクション・マネジメントを特定/新大学学舎整備事業のCM/公立大学法人大阪(建設ニュース)
・20年11月20日=新大学学舎整備事業CM業務の公募型プロポを公告/契約上限額は13億円超/公立大学法人大阪(建設ニュース)
・20年7月29日=新大学基本構想の変更(2020年7月)について(公立大学法人大阪)
・20年6月26日=新大学名称決定のお知らせ(公立大学法人大阪)
・20年4月30日=4ゾーンに分けて開発/大阪城東部地区のまちづくりの方向性案を公表/大阪府・市(建設ニュース)
・20年3月23日=大学とともに成長するイノベーションの街めざす/第3回大阪城東部地区まちづくり検討会を開催/大阪府・市(建設ニュース)
・20年2月13日=20年度から基本設計/新大学キャンパス整備事業/大阪市(建設ニュース)
・20年2月13日=大阪城東部地区のまちづくり(大阪市)
・20年2月7日=3期に分けて城東部地区を整備/新大学が先導役担う/大阪府・市(建設ニュース)
・19年12月27日=観光集客・健康医療・人材育成・居住機能を集積/第1回大阪城東部地区まちづくり検討会を開催/大阪府・市(建設ニュース)