【兵庫】須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業〈22/4/7更新〉


【プロジェクトの概要】

サンケイビルを代表とするグループがシャチスタディアムやイルカスタディアムなどの水族館「(仮称)神戸須磨シーワールド」や、全室オーシャンビューのホテル、園地・にぎわい施設などを整備する。事業の中心となる水族館は、つながるエディテイメント水族館とし、延べ2万2271平方㍍、総水量は1万4528㌧。開業年は250万人の集客目標を掲げた。22年1月に水族館と園地の建設工事に着手した。水族館とホテルは24年春の供用開始を予定している。初期投資額は約370億円を見込む。

事業者は、サンケイビルが代表で、構成員は三菱倉庫、JR西日本不動産開発、竹中工務店、阪神電気鉄道、芙蓉総合リース、グランビスタ ホテル&リゾート。

 計画名 須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業
 用途 水族館、ホテル、にぎわい施設、園地
 事業主 神戸須磨Parks+Resorts共同事業体(サンケイビルが代表を務めるグループ)
 設計会社 園地、宿泊施設、にぎわい施設、駐車場=浅井謙建築研究所
水族館=竹中工務店
 工事会社 園地、水族館=竹中工務店
宿泊施設、駐車場=鴻池組
 建物階数 水族館=4階建て塔屋1層
ホテル=8階建て
駐車場=4階建て塔屋1層
 建物最高高さ 水族館=14・6㍍
ホテル=29・8㍍
駐車場=14・6㍍
 建物延床面積 水族館=1万5800平方㍍
ホテル=8050平方㍍
にぎわい施設=2012平方㍍
立体駐車場=1万5800平方㍍
 建設地 神戸市須磨区若宮町1丁目ほか
 敷地面積 約10万1900平方㍍(水族館=9689平方㍍、ホテル=9229平方㍍)
 工事期間 水族館=22年1月5日~24年春に開業
ホテル=22年5月上旬~24年3月下旬
駐車場=22年9月上旬~23年6月下旬
 注記 建築主のグループは、サンケイビル(代表)、三菱倉庫、JR西日本不動産開発、竹中工務店、芙蓉総合リース、阪神電気鉄道、グランビスタ ホテル&リゾートで構成

【水族館のイメージ】

【ホテルのイメージ】

【プロジェクトの場所】

敷地は神戸市立須磨海浜水族園を中心に、西は神戸市立国民宿舎シーパル須磨、東は須磨海浜公園第1駐車場までの約10㌶が事業区域となる。

【予定テナント】

・ホテルは、サンケイビルグループのグランビスタ ホテル&リゾート

【現場写真ギャラリー】

・22年4月6日=解体工事とともに、「(仮称)神戸須磨シーワールド建設工事」が始動した。

 

 

・21年12月1日=解体工事が進む現地。

・20年8月23日=神戸市立須磨海浜水族園は、現施設での最終の夏を迎えている。

・20年5月3日=写真上は神戸市立須磨海浜水族園、写真下は神戸市立国民宿舎シーパル須磨。いずれも既存建物が稼働している。