【兵庫】JR三ノ宮新駅ビル〈22/6/9更新〉



【プロジェクトの概要】

18年3月に閉館したホテル・商業ビル「三宮ターミナルビル」を解体し、跡地に商業施設、オフィス、ホテルが入る新駅ビルを計画している。23年度に着工し、29年度の開業を予定している。JR西日本が18年4月に発表した5カ年の中期経営計画では、三ノ宮、大阪、広島駅の再開発を「3大プロジェクト」と位置づけている。

 計画名 JR三ノ宮新駅ビル(三宮ターミナルビル建て替え)
 用途 商業施設、オフィス、ホテル(約250室)
 事業主 西日本旅客鉄道(JR西日本)グループ、都市再生機構(UR)
 設計会社 竹中工務店
 工事会社 竹中工務店
 建物階数 地下2階地上32階建て塔屋2層
 建物最高高さ 約160㍍
 建物延床面積 約10万平方㍍
 建設地 神戸市中央区雲井通8-1-2
 敷地面積 約8600平方㍍
 工事期間 23年度に着工、29年度に開業
 注記 総事業費は約500億円

【プロジェクトの場所】

JR三ノ宮駅の南側に建っていた「三宮ターミナルビル」を建て替える。

【予定テナント】

未定

【現場写真ギャラリー】

・22年6月8日=地上部の解体工事を終え、一部は公開空地となっている。

・20年11月21日=引き続き解体工事を進めている。20年度末までに解体を終える予定だ。

・20年9月20日=タワークレーン2基のうち、東側のクレーンを解体している。当時は、西側のクレーンで、東側のクレーンの運転席を吊り上げ、地上に降ろす作業などが行われていた。

・20年8月23日=解体工事が進み、神戸新交通ポートライナーの三宮駅よりも低くなった。

・20年5月3日=「三宮ターミナルビル撤去他工事」を進めている。工事はJR西日本が発注し、大鉄工業が施工している。20年度末までに解体を終える予定だ。

【脚注】

・22年3月30日=JR三ノ宮新駅ビル開発について(JR西日本)

・22年3月30日=JR三ノ宮新駅ビルは延べ10万平方㍍/23年度に着工、29年度の開業めざす/JR西日本など(建設ニュース)

・21年10月6日=JR三ノ宮新駅ビルは23年度に着工/延べ10万平方㍍、29年度の開業めざす/JR西日本(建設ニュース)

・21年9月17日=三ノ宮駅ビル再開発、高さ160メートル計画 開業は2025年の万博後(神戸新聞)

・20年12月9日=兵庫の都心一等地、期間限定のイベント会場に JR三ノ宮駅前、コロナで新ビル計画遅れ(神戸新聞)

・20年10月30日=三ノ宮駅ビル計画仕切り直し 長谷川・JR西社長「業種、業態ゼロから検証」(神戸新聞)

・20年9月25日=三ノ宮駅ビルの都市計画決定が延期 JR西、コロナで再検討(神戸新聞)

・18年11月15日=三宮ターミナルビルの解体が始動/20年6月末に完了/JR西日本など(建設ニュース)

・18年9月11日=三宮ターミナルビルの解体工事が間もなく始動/20年度中に完了/JR西日本など(建設ニュース)

・18年4月27日=大阪駅西、三ノ宮駅ビルの両開発は23年以降に開業/不動産業に2600億円を投資/JR西日本(建設ニュース)

・17年3月6日=三宮ターミナルビルを18年3月末で閉館/耐震性能不足などで建て替え/JR西日本など(建設ニュース)

・17年3月6日=三宮ターミナルビルの閉館について(西日本旅客鉄道など)