【奈良】吉城園周辺地区保存管理・活用事業〈22/11/2更新〉


【プロジェクトの概要】

森トラストが奈良中心部の吉城園周辺地区に最高級インターナショナルホテルブランドを誘致する。奈良県が宿泊事業などの事業者を公募し、2017年3月に森トラストを選定していた。客室は吉野杉や伝統技術を取り入れ、奈良の伝統や文化を感じられる空間とし、知事公舎の特性を活かしたレストランや、庭園に開かれたバンケットとして多様な利用に対応可能なゲストハウスも設ける。開業は当初、20年春を予定していたが、現状は完成が23年5月末としている。

 計画名 吉城園周辺地区保存管理・活用事業
 用途 ホテル、レストラン、体験学習施設など
 事業主 森トラスト
 設計会社 大成建設
 工事会社 大成建設
 建物階数 2階建て
 建物最高高さ 7・97㍍
 建物延床面積 4411平方㍍
 建設地 奈良市登大路町
 敷地面積 3万0505平方㍍
 工事期間 22年2月~23年5月末、23年夏に開業
 注記 設計監修・インテリアデザインは隈研吾建築都市設計事務所

【事業のスキーム図】

【外観イメージ】

【プロジェクトの場所】

日本庭園「吉城園」を中心に、旧知事公舎などを含む約3・1㌶が対象となる。

【予定テナント】

未定

【現場写真ギャラリー】

・21年12月21日=これから工事が本格化する。

・20年12月4日=状況は同じ。

・20年10月14日=状況は変わらず。

・20年8月27日=状況は前回(5月5日)と同じ。吉城園は開園しているが、周辺の対象地は閉鎖された状態になっている。

・20年5月5日=吉城園は開園しているが、周辺の対象地は閉鎖された状態になっている。写真上は敷地の南側から、写真下は敷地の北側から撮影。

【脚注】

・22年11月1日=奈良県初となる「ラグジュアリーコレクション」誘致決定(森トラスト)

・22年2月21日=奈良吉城園計画が着工/奈良市の3㌶に高級ホテルを開発/森トラスト(建設ニュース)

・19年12月13日=奈良公園ホテル、開業は2022年夏ごろに延期(朝日新聞デジタル)

・17年3月22日=奈良公園に最高級インターナショナルホテル、森トラストが優先交渉権者に(新・公民連携最前線)

・17年3月16日=奈良県公募の「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」プロポーザル 森トラストが優先交渉権者に決定(森トラスト)

・17年3月15日=森トラストを特定、最高級インターナショナルホテルブランドを誘致/吉城園周辺地区保存管理・活用事業/奈良県(建設ニュース)

・17年3月14日=吉城園周辺地区保存管理・活用事業の優先交渉権者の決定(奈良県)

・17年2月1日=3者とも参加資格の適合を確認/吉城園周辺地区保存管理・活用事業の公募型プロポ/奈良県(建設ニュース)

・17年1月25日=3社が参加表明書を提出/吉城園周辺地区保存管理・活用事業の公募型プロポ/奈良県(建設ニュース)

・16年6月21日=受託業者は長大/吉城園周辺地区事業者公募選定アドバイザリー業務/奈良県(建設ニュース)