【大阪】中之島MultiーlinkS(中之島4丁目未来医療国際拠点整備・運営事業)〈21/12/8更新〉


【プロジェクトの概要】

大阪・中之島4丁目に未来医療国際拠点を整備する事業で、大阪市が公募し、日本生命保険相互会社が代表のグループが19年2月に選定された。大阪市から土地を借り、さまざまな研究ニーズに対応する複合研究施設「未来医療R&Dセンター」、これと連携する複合医療・健診施設「未来医療MEDセンター」、周辺施設とも連携するオープンスペースを備えた交流施設「中之島国際フォーラム」を整備する。24年の開業を計画している。

 計画名 中之島MultiーlinkS(中之島4丁目未来医療国際拠点整備・運営事業)
 用途 リエゾンオフィス、病院、クリニック、高度健診センター、カンファレンスセンターなど
 事業主 日本生命保険相互会社、京阪ホールディングス、関電不動産開発
 設計会社 大林組
 工事会社 大林組・フジタJV
 建物階数 17階塔屋1層
 建物最高高さ 86・1㍍
 建物延床面積 5万7067平方㍍
 建設地 大阪市北区中之島4-32-17(地番)
 敷地面積 8600平方㍍
 工事期間 21年11月15日~24年1月15日、24年に開業
 注記

【施設の構成】

【プロジェクトの場所】

「大阪大学中之島センター」の南側に整備する。敷地の東側では「大阪中之島美術館」を建設している。

【予定テナント】

マスターリースは、一般財団法人未来医療推進機構

・病院=医療法人渡辺医学会

・診療所=医療法人社団活寿会

・健診センター=ハイメディック

・カンファレンスセンター=コングレ

・産学医連携ベンチャーエコシステム=三井不動産

・公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団

【現場写真ギャラリー】

・20年11月22日=敷地内では埋蔵文化財発掘調査が始まった。

・20年9月26日=前回と状況は変わらず。奥の大阪中之島美術館は建設が進んでいる。

・8月20日=引き続き更地の状態になっている。奥の大阪中之島美術館の建設が進んでいる。

・20年5月2日=写真の奥の敷地に建設する。現在は更地で、閉鎖されている。

【脚注】

・21年12月7日=中之島に未来医療の実用化・産業化等を推進する国際拠点を形成(国土交通省)

・21年7月6日=中之島の「未来医療国際拠点」において、京都大学iPS細胞研究財団の進出が決定されました(大阪府)

・21年5月19日=産学医連携ベンチャーエコシステムの運営事業者は三井不動産/賃貸ウェットラボやスタートアップ向けオフィスなど運営/大阪・中之島の未来医療国際拠点(建設ニュース)

・21年5月19日=大阪・中之島の未来医療国際拠点における「産学医連携ベンチャーエコシステム」運営事業者に決定(三井不動産)

・19年12月25日=基本合意を締結、1月に定借設定契約/大阪・中之島の未来医療国際拠点整備事業/大阪市や日本生命グループら(建設ニュース)

・19年2月7日=日本生命・京阪HD・関電不動産グループを選定/中之島4丁目の未来医療国際拠点の開発事業者/大阪市(建設ニュース)

・19年2月7日=中之島4丁目用地における未来医療国際拠点整備・開発事業について(日本生命保険相互会社ほか)

・19年2月7日=中之島4丁目用地における未来医療国際拠点整備・運営事業の優先交渉権者の決定並びに結果の公表について(大阪市)

・18年11月26日=参考賃料は月額1300万円/大阪・中之島の未来医療国際拠点の開発事業者を決める公募型プロポ/大阪市(建設ニュース)

・18年10月4日=中之島4丁目の未来医療国際拠点整備・運営者を公募/70年の定借を採用、賃料は11月中旬に公表/大阪市(建設ニュース)

・18年5月10日=未来医療国際拠点の実現に向けて市場調査/建築計画や事業収支計画など提案/大阪市(建設ニュース)