【新規計画】北条駅前の商業施設に屋内型遊戯施設を整備、ボーネルンドが設計〈20/10/8新規〉


北条鉄道・北条駅前の商業施設「アスティアかさい」(兵庫県加西市)の2階に計画されているテレワークセンターを併設した屋内型遊戯施設の整備で、世界の玩具を販売するボーネルンド(東京都渋谷区)が設計者に決まった。施設の面積は約750平方㍍で、このうち約600平方㍍を屋内型遊戯施設に充てる。設計の中で設置する遊具などを検討する。市によると「次世代を担う子どもたちを育成し、子育て世代が新しい働き方をしながら子育てもしやすい街の顔となる施設」を目指すという。

加西市は「屋内型遊戯施設及びテレワークセンター整備実施設計業務」の委託先を公募し、ボーネルンドを3社の中から選定した。アスティアかさいの2階の空き店舗を活用して整備する。2019年5月に閉店した「竹田家具加西店」などの跡地を使う。

遊戯施設は未就学児から小学生とその親を対象として想定し、子どもの一時預かりができる部屋や授乳室、相談室の設置も検討する。テレワークセンターは、ノマドワーカーのほか、アフターコロナでテレワークを行う会社員、子どもを預けて仕事をする親、高校生を対象とする。4階のふるさとハローワークと連携した創業支援なども検討する。

2021年3月末までに設計をまとめ、21年度以降に工事する予定だ。アスティアかさいの所在地は、加西市北条町北条28-1。