【開業情報】京都・大宮交通公園が来春に再開園、まち、里山、森の3エリアにゾーニング〈20/9/29新規〉


2019年10月から休園していた大宮交通公園(京都市北区)が再整備を終えて、21年春に地域資源循環型公園として再開園する。公園の一部に北消防署が移転するとともに、自転車の安全教育を主体とした交通学習施設として復活する。

新公園のコンセプトは「トラフィック・プレイモール・グリーンキョウト」。公園全体を京都市域に見立て、まち、里山、森の3エリアに分けて整備する。北東部に整備する北消防署を除く敷地の中心部と東側がまちエリアで、もっとも西側と南側が森エリア、まちエリアと森エリアの間が里山エリアとなる。

まちエリアには、市内の道路を再現した交通道路やコミュニティルーム、自転車広場などの交通公園機能(サイクルセンター)、イベントなども開催できる中心部の広場ゾーン、バスなども駐車できる駐車スペースを設ける。自転車について幅広い相談が可能な店舗も営業する。

里山エリアは飲食・物販店やくつろぎのスペース、森エリアは遊具などを設置した回遊路や史跡・御土居などを配置する。

4月から工事を進めている。京都市唯一の交通公園である同公園は1969年5月5日に開園したが、半世紀が経ち、施設の老朽化が進んでいた。所在地は、京都市北区大宮西脇台町17-1ほかの敷地1万8510平方㍍。