【新規計画】西神中央駅前のプレンティ広場などを大規模リニューアル、21年度から工事に着手〈20/9/17新規〉


神戸市営地下鉄の西神中央駅(神戸市西区)の駅東側のプレンティ広場などと、西側の駅前広場を神戸市が大規模リニューアルする。神戸市は駅周辺のリノベーション事業を進めており、その一環として取り組む。東側と西側の設計候補者がそれぞれ決まった。これから設計に着手し、2021年度から工事に入る。

【西神中央駅の東側と西側をリニューアルする】

プレンティ広場など駅東側のリニュアルを設計する委託候補者の提案によると、リニューアルは市民に開かれた「出会い」と「交流」の拠点をコンセプトとし、ベンチや屋根、芝生、水遊び場などを整備する。みどりと太陽のまつりなど大規模イベントや文化交流活動が実施できる広さと設備も確保する。対象はプレンティ広場(約4400平方㍍のうちステージ、スロープなど約1100平方㍍)、パークアベニュー(約8650平方㍍)、西神中央駅東通路(約2000平方㍍)。

【設計候補者が提案したパークアベニュー北側を望むイメージ】

一方の西側の駅前広場は、委託候補事業者の提案によると、まちの玄関として人々をあたたかく迎え“ほっとできる駅前空間”、上質なまちにふさわしい新しい顔をつくるというコンセプトを掲げた。文化・芸術ホール、新図書館への新たな玄関口となる。

【設計候補者が提案した西神中央駅西駅前広場】